となみ野を愛し 元気にする会とは

当会の目的

■ 郷土史を共有して、郷土を愛する文化活動を行う。

 人柄を知ることで、その人とより深い友人になることができるように、郷土の歴史や先人たちの足跡を知ることにより私たちは地元への愛着が深まるのではないでしょうか。となみ野に住む私たちは、大地や空気や水など自然の恩恵をふんだんに享受してきました。その土台の上に、先人たちのご苦労など郷土の歴史を共有することで、郷土愛、誇り、絆が強められると信じています。 こうした取り組みが、高齢化や少子化、経済的停滞など地方の直面している諸問題を解決するために日夜努力している地元の有志をつなぎ、活性化の輪を広げる一助となるように願って始めるものです。
 上記の趣旨で、となみ野(砺波・小矢部・南砺の3市)に住む有志が令和2年初めに集まり、「となみ野を愛し 元気にする会」を発足しました。 砺波・小矢部・南砺の3市を活動のエリアにしたのは、行政区画の枠を越えて、呉西の3市が協力しあうことで、活力ある地域づくりに寄与できると考えたからです。

令和2年1月 となみ野を愛し 元気にする会

役員構成

■ 会 長
■ 副会長(2~3名)
■ 事務局


DX部門

最新のデジタル技術で郷土史の共有と郷土を愛する文化活動を推進

令和2年の取組み:利波臣志留志

 奈良の東大寺が大仏を作るとき、財政的に行き詰り、聖武天皇が全国の豪族に寄付を募りました。その際、砺波地方の豪族、利波臣志留志は3000石を寄贈。これは全国一の量でした。(東大寺の資料では、「5000石」と記録)。 東大寺で毎年3月行われる「お水取り」では、寺ゆかりの人々の名前が読み上げられるのですが、その中で「利波臣志留志」の名が今でも語り継がれています。約1270年前から続く行事ですが、利波臣志留志が発揮した発想力と信仰、プロデュース力、行動力は、今を生きるとなみ野の大人だけでなく子供たちをも大いに刺激するはずです。
 利波臣志留志の人生と業績を、映像、写真、資料、紙芝居、インタビューなどで追ったのが本作品です。 当会では、このDVDを砺波市、南砺市、小矢部市の教育施設(高校、図書館など)に贈呈。親子で見てもらうなど、学校の教材として扱ってもらいたいと希望しています。
 このほか、老人ホームでの上映会、地元の神社やお寺などでの映像上映会にもトライしてみたいと思っています。関係者のご支援があれば幸いです。

令和3年の取組み:阿曾三右衛門翁フォーラム開催

 「津沢と阿曾三右衛門翁フォーラム」は令和 3 年 11 月 28 日(日)午後 1 時半より、小矢部市の津沢コミュニティプラザ・多目的ホールにて開催されました。小矢部市生涯学習講座・手作り紙芝居「さくらグループ」による紙芝居、地域⽂化総合研究所の⻑⾕川孝徳代表と沼⽥会⻑による基調講演、3 人のパネラーによるフォーラム、AI 作曲「つざわ讃歌」のお披露目が行われ、約90名が参加しました。
 フォーラム詳細記事とレポートダウンロードはこちら

令和4年以降の取り組み

 各年の取り組みでは、となみ野(砺波市、小矢部市、南砺市)の各市に順にスポットを当てる予定です。市ゆかりの義人・偉人について業績を掘り起こす中で、郷土愛を高め、地域のネットワークをより密にする触媒のような役割を果たしたいと考えています。
 3年目の今年は2月27日に、木曽義仲・巴御前を扱うフォーラムを開催しました。そのほかに、南砺市を舞台にイベントを開催予定です。
 今後の企画について、ご要望・ご提案等ありましたら本会までご連絡下さい。

【参考】どのような順番で取り上げてくかは検討中ですが、以下のような候補が上がっています。

・小矢部市:瀬島龍三(昭和の名参謀)
・南砺市:松村謙三(日中友好の架け橋・利刀ダム)綽如上人(浄土真宗の布教・瑞泉寺など)稲塚権次郎(緑の革命)
・砺波市:中嶋粂次(黒四ダム建設第四工区責任者)、岩川毅(北陸新幹線を提唱)


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